552627 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

とぶわにといっしょに かんこくとあそぼ!

そして露梁海戦へ

あらすじと感想13 ---そして、露梁海戦へ---

第101話 8月20日 放映

ユ・ジョンが朝廷に敗戦報告を上げた事を聞いたクォン・ユルは、李舜臣にこの辺で日本軍に退却路を明け渡そうと提案する。
しかし、戦況が不利になったと講和を結んでおきながら、再侵してきた日本軍である。
李舜臣は戦犯に何の処置も与えずに兵力を全て引き上げさせたら、戦乱が再び起こるだろうとこれに反対する。

李舜臣とユ・ジョンの異なる報告を受け取り、統制営に宣傳官を派遣しようとする朝廷。しかし光海君の反対で宣祖が宣傳官派遣を保留にすると、ユン・ドゥスとユン・ファンシは統制営への監視を一層強くするのだった。

一方、小西行長は陳燐を買収し、李舜臣には使者を送り、退却路を開けば捕虜を全て返還すると提案するが、李舜臣は頑固に拒む。
陳燐までもが水路を遮断し、完全に孤立する小西行長は、李舜臣への憎悪から彼を暗殺しようと目ろむのだが・・・


第102話 8月 21日 放映

李舜臣暗殺計画も水泡に帰し、もはや本国帰還への望みを絶たれた小西行長。
脇坂安治は李舜臣への復讐と、小西軍の救出、この二つの目的を達成するため先ず元帥クォン・ユルの陣営を攻撃し、李舜臣をじわじわと圧迫して行く。
一方朝明連合軍はユ・ジョンの撤退により水陸共攻が不可能になった。李舜臣は陳燐に板屋船を贈り、友情と信頼を見せるのだった。

陳燐が李舜臣と共に戦う意志を見せると、ユ・ジョンは再び朝廷に李舜臣の反逆心を憂慮する報告を上げ、これを受けた宣祖は真相解明のためという名分で統制営に宣傳官を派遣する。
宣傳官は倭橋城戦闘の敗北の責任を問い、朝鮮水軍の李舜臣の指揮権を剥奪、これをユ・ジョンに引き渡す。

将校達は朝廷への怒りを隠せなかったが、白衣従軍の時のような事態を恐れ葛藤し、陣中は混乱に襲われる。
この機会を狙っていたかのように、小西行長は捕虜の首を斬り朝鮮水軍の駐屯地に送り付けた。
陣中はこれまでになく騒乱とするが・・・・


<とぶわにの感想>

PCの調子が悪くて、ワードファイルが吹っ飛んでしまいました・・・TT
ようやくのアップです。

感想というか・・・そういえば若き李舜臣と共に故郷を出て、守銭奴になってしまったあのイ・チョンス商団3人組はどうなってしまったんでしょうか???
私としては護送されていく李舜臣を見て改心したり、李舜臣のピンチを救うような話があってもよかったのに、と思っていましたが、結局加藤清正の元で売国奴みたいなことをしているのを最後に出てこなくなりましたね。
こういうキャラクターの扱いが中途半端で残念でした。

中途半端といえば、ミジン&チョヒを出すよりも、各将校達の踏み込んだ話があってもよかったのに、とも思います。
李英男と美しき伎生チョンニャン(だっけ?)とロマンスがあるとか、我らがナルパル君(!)と全羅左水営のナイチンゲール(名前忘れた)とも・・・・そういう展開になると噂されていたのに。
ナルパル君はともかく李英男はもっと突っ込んで欲しかったですね。

そうそう全羅左水営のお母さんノプチュルネも、その過去を思わせるシーンがあったりして、展開を期待していましたが、出てこなくなってしまいました・・・さびしい・・・。

クライマックスになる従って、李舜臣の苦悩が大きくなりすぎて扱えなかったと思いますが、ちょっと構成力に欠けていたという感じでしょうか。
残念です。


そういう訳で、もう生きていられないような匂いが将軍からプンプンしてきました。

今回の主人公は一兵卒から閑山島科挙に見事合格し、憧れの天翼を着られるようになったソ軍官。
父子で労り合いながら李英男と共に頑張ってきました。
しかし前回の戦闘で捕虜にされてしまいます。
怒り狂った小西はソ軍官以外の捕虜を斬り捨て、身も心もボロボロのソ軍官と一緒に李舜臣の元に送り付けます。
父親は絶句し
「なんで帰ってきたんじゃあーー」とボロボロのソ軍官を叩きつけます。

ここでの何とも言えない李舜臣の表情が胸にぐっと来ます。
自分が退却路を渡さなかったために犠牲になり見せしめにされた大事な部下たち。
そして雨の中で、彼等が埋められたお墓を素手で何度もなでながらこう言います。

「どうか助けて欲しい・・・どうか私の決断と判断が正しかったとなるように・・・
お前たちの価値ある死が無駄な死とならないように・・・
7年の間のこの朝鮮の民が流した血が、無駄なものとならないように・・・
私の行くべき道を示して欲しい・・・」


そして、どうしようもない気分に襲われへべれけになっている李英男にソ軍官は
「こんな姿を見せたいために戻ってきたのではありません。
いつでも敵を射ちに行く準備ができています。生きたくて帰ってきたんじゃない。悔しくて、私はこのままでは死ねません」
と諭します。

このまま行けば無数の命を落としかねない。宣傳官の言うとおり戦いを終わりにするべきなのか?

しかし何時間も暗い海の縁に立っている李舜臣の後ろ姿を目撃して衝撃を受けます。


将校達の士気も下がっています。
宣傳官はこの機会をうまく利用して、完全に李舜臣の指揮権を奪おうと考えています。

そして最後まで李舜臣と戦う決意をした李英男は、李舜臣に戦いを止めるよう説得しようとしている将校達を説得し始めます。
「我々はまた将軍を見捨てるつもりなのか!?将軍はただ一人の部下も見捨てたことはなかったのに!」
「我々は皆知っているはずだ。ここで戦いを止めたら戦乱はまた繰り返されるだろう、これが将軍の戦う理由だ。」

皆将軍と命を懸けて戦った者達です。
多くの言葉はいりませんでした。

再び心が一つとなった将校達は、最後の決戦へと向かうのでした・・・


makimono めにゅう star 登場人物 star 1-4話

makimono あらすじと感想 starstarstarstarstarstarstarstarstarstar10star11star12star13star14star


© Rakuten Group, Inc.